3年以上の長い間、毎月、子どもたちにたくさんのお話を読んでいただき、ありがとうございました。今日が、最後の読み聞かせとなりました。
読み聞かせは、本好きな子もそうでない子も、また自分の好みの本もそうでない本も、自分の読み方ではなく他の人の読み方で、100%受け身で聞かせてもらえることで、100%主体的に本の世界に浸ることができる時間だと思います。そのため、一定の感想の他にも、想定外の知識の獲得や発見、気づき、感動、思考を得ることがあります。
毎月、様々な本を持ってきてくださるので、自分では気づかなかった関心の芽を見つけたり、逆に関心の高まりを自覚したりすることもあります。
「今月はどんな本を読もう。」、「子どもたちは関心を寄せてくれるかなあ。おもしろがってくれるかなあ。」、「どんな風に読んだら、本の世界が伝わるかなあ。」など、たくさんの準備を経て、紹介していただいたと思います。
目には見えませんが、本を通して、子どもたちの心に届けられたものが、子どもたちの成長の一助になると信じています。
長きにわたり、早朝より来校いただき、読み聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。